1/12 メダルキーパーIK-20000
メダルキーパー(バンクにあらず)
同じ旭精工のAC-7000TCと同じ曲面のあるデザインが難敵。こういう曲面はペーパークラフトだと結構難しいのである。何回やっても展開図の面が綺麗に合わなくて、最終的に現物調整しながらすり合わせてなんとかこの程度。いつもより隙間が目立つ気がするのは気のせいではなくそのせい。
今回は本体のパーツにのりしろをつけず、のりしろだけのパーツを別で裏から貼り付ける方法で組んでみた。アンダーゲートならぬアンダーのりしろ。こうするとパーツよりのりしろが一段下がる(段差がつく)ので、のりしろの上にパーツを重ねてもパーツ同士に段差が出なくなるんだよね。ふつうののりしろだと、のりしろの上にもう1枚紙を貼るのでその分厚みがどんどん増していってしまうのがモノによっては気になるので、そういうのがイヤなところにはこういう組み方がオススメ。
鍵は側面側。
メイキング展開図。
マスキングテープの下には作りたい面の形になるように針金を通してあって、その上にマスキングテープで面を作って、ペンで分割線を描きこんでいる状態。これを剥がしてから分割して展開図に。4面のままだと平面にならないので2面ずつ切り分けてRの部分は2パーツにした。
これは4面に分けたけど、分割する面を増やせばそのぶんだけ曲面がなだらかになって見た目は美しくなるんだけど、その分組み立てと展開図のすり合わせ作業が大変になるのでそのへんはもうやる気次第。この時は4面ですら1週間かかったのでこれ以上割ろうとは思いもしなかった。
しかしこれを図面だけ見て作業しているときは数ヶ月進まなかったので、やっぱり迷ったり行き詰ったりした時はとりあえず手を動すのがヨロシ!