飛び石を食らったのでマツコネでドラレコの中身を確認してみた/MX-30
どこかのサイトに書いてあったことをやってみた。
(他人の受け売り)
飛び石は回避不能ガード不能の必中技
うちのMX-30についているのは純正ドラレコ。ドラレコにせよコーティングにせよ、自分で判断して選べるならわざわざ純正を選ぶ必要は無いと思うけど、とりあえず今回は純正がついてる状態でのお話。
少し前にフロントガラスに飛び石を食らいましてね。何故か前車の時から飛び石を引き寄せる謎スキルを持っているので、飛び石に関しては他の傷よりも寛容な方だと思う、多分。というか、あまりにも食らいすぎてもう「そういうものだよね」という諦めの境地に達しているという方が正しいかもしれない。前車はフロントガラス、ボンネット、バンパー、フェンダー……とにかく傷だらけで塗装が剥げまくっていた。MX-30もああなるのだと思ったらテンション下がる。外で走りたくない(車の意味が無い)。
世間ではよく高速で、とか言われるけど、前車で飛んできた石はすべて一般道で、しかも対向車から飛ばされたのがほとんどだったのでどうしようもない。これが格ゲーなら発生が超早いくせにガード不能というとんでもない性能壊れ技である(謎の例え)。
そんな性能がぶっこわれたやつを、通勤途中のごくごく並の一般道でフロントガラスに一撃見舞われてしまった。ただ幸い一撃でゲージをすべて削り取るような破壊力は無く、1ドット削るくらいの弱攻撃だったためほぼ無傷に近かったのが救いだった(何故格ゲーで例えるのか)。そこが高速で食らうやつとの違いかもしれない。
前車も飽きるほど食らっておきながらガラスにひびが入るほどのものは一度も無かったので、運が悪いけど運が良いのかもしれない。だとしたら運の使い方が下手すぎるけど。
とはいえほんのわずかでも傷が入ったのは事実。自分も気づかないうちに石を飛ばしている可能性がある以上あまり大声で怒鳴り散らせるようなものでもないけれども……「誰だよ!飛ばしたやつ!」と思いたくなるのが人情。別に相手を特定してどうにかしたいということはないものの、「お前かよ!」と一人でぶつぶつ言うくらいの権利はあって良いと思う。
ということでドラレコの中身を確認しよう。
ドラレコの中身、何で確認する?
純正ドラレコの中身を確認する方法として取説に記載があるのは、PCを使って専用ソフトで再生させる方法と、スマホアプリ経由で再生させる方法。この二択。
ただPCでわざわざソフトをインストールするのは面倒くさい、そもそも今回は真剣に中身を精査したい訳ではないのでパス。逆に事故などでしっかり中身をチェックするならこれしかなさそう。
スマホアプリはインストール済みで何度か使ったことがあるものの、これはとにかく映像を再生させるまでに時間がかかる。まずWi-Fiでスマホとドラレコを接続して、ドラレコに保存されているファイルの一覧を取得して、そこから更に個別でファイルをダウンロードしなければならない。しかも1回のダウンロードがめちゃくちゃ遅い。GT7をアップデートするのと同じくらいかかる(さすがにこっちの方が長いとは思うけど気分的にはそれくらい待ってる気がする)。
ドラレコのファイルは数分ごとに細切れになっているので、お目当てのファイルと別のものをダウンロードした場合はまたやり直しになってしまい、とにかく時間がかかりすぎるのが難点。めちゃくちゃ暇な時以外はこれもパス。
でどうするか考えていたら、前にマツコネについて色々調べているときに「SDカードリーダーを使えばドラレコの中身をマツコネで再生できる」とどこかで見たことを思い出したので、それをやってみることに。ここからようやく本題。
SDカードリーダーを持ってこい
要はドラレコに入っているマイクロSDカードを抜いて、そのデータを直接マツコネで再生させてしまおうということだよ。マツコネは動画が再生できるからね。その辺のくだりはもう1回やっているので↓の過去記事参照。
ただマツコネにマイクロSDカードを差せる仕様は無いので、USB経由でSDカードリーダーを使うことに。今回は家に転がっているやつを使用。
(ちなみに今回は画像を用意するという気の利いたことはしてないので、以下文字だけで何となくお察しください)用意したよ。
やり方はそのまんまで、ドラレコからマイクロSDカードを抜く→SDカードリーダーに差す→SDカードリーダーを車体のUSBスロットに差し込む、以上。アプリをインストールしたり、Wi-Fiのパスワードを入れたりするより遥かに早い、チョー早い。
オマケ情報だけど、純正ドラレコの純正マイクロSDカード容量は16GB。少なっ!取り替えてやろうかと思ったけど、取説読んだら「純正使ってね☆」と書いてあったのでしょうがなく純正のまま使ってる。変えても動くと思うけど。カードのフォーマットは特にしなくてもいいらしい。
あとはマツコネのUSB-Videoを選択すると映像が再生されるのでお好きなものを選ぶだけ。無理矢理動かしているせいかメニューから「フォルダ」を選ぶことはできず、前後のファイルを選ぶときはAudioと一緒でマツコネのコマンダーをくるくる回してやるとリストが出る。このカード容量だと速攻でデータは上書きされるので、もし本当に必要があれば早めにカードを抜きだして確保しておくとかの対策が必要になりそう。
(でも長距離で旅行中だったりすると、帰るまでにこれが全部上書きされそうなのでやっぱり容量増やした方が良さそうでは?)
お約束のおことわり
お約束のやつになりますが、これは「純正仕様」でないのでやるのはあくまで自己責任で。
でも使ってみた感じ特にリスクは無さそうな気はするけどね。これが駄目ならPCで見るのも駄目だろっていうくらい特別なことはしてないので、でも一応何かあっても責任は持てないのでそこだけ定型文だけどよろしくお願いします。
ただMX-30のマツコネで操作する以上とても快適とは言えないので、じっくり確認したい場合はやっぱりPCの方が良い感じ。とはいえ今回のように「正直見なくても全然良いけどドラレコの動作確認がてらちょっと見たい」くらいならこれで十分かと。アプリ使うよりはよっぽど早い。
ちなみにアプリ、そもそものWi-Fiでの接続自体もたまに不安定で、位置情報や色んなものを一旦オンオフすると繋がったり。アプリのレビューだとそこでもう繋がらないっていう人もそこそこ見かけたのでPC持って無くてスマホのみ人がそうなると実質詰んでる気がする……。もうちょっと快適に使えるようになると助かるんだけど、Wi-Fiで通信するとその辺が限界なのかなぁ(最近使っていないのでなっていたらごめん)。
最初からマツコネで見られる構造があれば楽だろうけど、そんな素人が秒で思いつくことが実装されていないあたり難しいのかね。純正ドラレコにしないっていう人も居るだろうし。第8世代の頃にはそのへんまで良い感じになっているといいね(適当)。
で、飛び石は誰が飛ばしたか?
石が飛んで来たら音で分かるのでだいたいの位置は把握していて、そのあたりのファイルを再生させたもののさすがに小さかったんだろうけね、石がぶつかった瞬間などは映ってなかった。
ただ自分の「あっ!」という叫び声がちゃんと入っていたので、それで飛ばした相手は特定できた。前方には車が居なかったのでやっぱり対向車(普通車)だった……。
ガラスを割らない程度の飛び石はそのへんの道でそのへんの車から飛んで来るので、気をつけようがないけどお気をつけて。