ドアトリムガードをつける/MX-30
【近況】ずっと応援していたヴェロックスが引退してちょっとしんみりしている。クラシック皆勤賞、怪我しても復帰して頑張って走っていたのが印象的だった。重賞は勝てなかったけどお疲れ様でした。顔も名前もカッコ良くて好きだった。
ドアの内側蹴られがち
駐車場がめちゃくちゃ広いならドアの内側など蹴る余地も無いだろうけど、世の中なかなかそうもいかなくて、ギリギリのスペースでなんとかドアを開けるっていうことの方が多いに決まっている。
家の駐車スペースはまだマシな方だけど、それでもドア全開とはいかない。ちょっと急いでいる時にはうっかりドア内側蹴りがち。納車後3ヶ月にして既に白くなった傷がちらほら……これ消えないのだよ、傷だから。
一応気をつけてはいたものの、ドアの内張りを蹴らないようとに気を払っていたら今度はドラレコの下あたりを蹴飛ばすという事態まで発生。ピコンと鳴るドラレコの衝突感知の動作音に怒られている気分である。自分の足の位置把握能力どうなってるんだ。
このままでは内装全部蹴飛ばして傷だらけになりそうな予感がする。それも味わいであるヨシ!と開き直れるのなら何の問題も無いが、こっちは車の傷とメンタルの傷が連動する傷耐性ゼロの絹ごし豆腐メンタルである。いっそのこと心置きなく足が当たってもいいようにしてしまおう。
既に一度、納車後1ヶ月くらいの時に自作は試みていた。調べたら合皮を貼るとかカーボンシートを貼るとか色んな方法が出て来たので、とりあえず合皮を調達して内張りに合わせて型を取って切り出してみたけど、これがびっくりするほどチープだった。薄くてペラペラなのもあったけど、何より表面の質感が見るからに安っぽかった(実際に安かったので間違ってはいない)。
車の内装は通常「ちょっとでも質感よく」を目指して作られていると思うので、安物の合皮を混ぜるとそこだけ悪目立ちしてしまう模様。機能だけを求めるならそれでもアリだったけど、MX-30の内装にこれは無いなと即決で剥がした。カーボンシートも以下同文、となる予定がしたのでこの時点で自作はやめておくことに。
その後たまたまうろついていたamazonで良さげなものを発見したので楽天でポチってみた(ポイントあったから)。
ドアトリムガード装着
今回買ったのはホットフィールドというメーカーの製品。ちなみにこのブログには広告だのアフィリエイトだのいうものが(これを書いている時点では)一切ないので気になったらググって好きなところで買って欲しい。
お値段は送料込みで税込7700円。若干お高めだけど、レビューを見ても作りは良さそうで、探した中ではこれが一番良さそうだった。ケチッて安っぽい質感はかえってマイナスと先に実感していたことも大きい。受注生産なのでこの時は注文後だいたい1週間で到着。無いものは作れの精神で生きているけど、同時に売ってるものはありがたく買えとも思う。MX-30の車種専用とか存在そのものがありがたすぎて泣ける。
見た目はカーボン風で、少し厚みがある感じ。ペラペラだとやっぱり質感が悪いのかもしれない。色はブラックで元の内張りと合わせても違和感が少ない。元々下の方だけこういう柄だよ、と言われたら一瞬信じるかもしれない。内装の質感に負けていないのが好印象。水をはじく材質なので汚れたら水拭きすればいいし、濡れても大丈夫。何度か靴先が当たっているけど、そこが傷になったりもしない。なかなかいいね。
装着方法はベルクロつきの両面テープ。ベルクロをドアトリムガード本体の裏地にくっつけて、ベルクロの裏についている両面テープをドア内張りに貼り付けて固定するだけ。両面テープは付属。必要に応じて自分で足せば良いけど、付属分だけで今のところ十分くっついてるので問題なし。
【追記】夏を2回越えたらさすがに粘着力が下がって取れることがあったので、足りないところに両面テープを付け足しておいた。更にその後訳あって1回まるごと取り外す必要があったので取り外し→同じテープでくっつけ直したけど一応くっついていはいる。車両用両面テープの用意があると安心。
ドアトリムガードはフロントとリアがセットになっているので、リアドア側はこういう感じ。フロント側に比べると若干取って付けた感は出る。
正直MX-30の構造上、後部座席に人を乗せる時はリアドアを気兼ねなく全開に出来るところを選んで停めるし、その状態でリアドアのこの位置を蹴る、というのはフロントドアに比べると頻度は低いと思う。そもそもフロントに比べると人が乗る頻度も少ないし。どうしても後ろに人乗せるのと手間がかかってしまうからね。逆にそれが悪くないなと思う時もあるのでそのへんは一長一短ではあるけど。
とはいえフロントだけ買うことは出来ず、リアのこれを外したところで他に使い道も無いので大人しくつけることにした。リアに乗るのはおそらく自分以外の誰かなので、うっかり蹴られる可能性もゼロではないだろうし。これで内張りの傷対策は完了。靴が当たってもいいと思うとそれだけでストレスがひとつ減って気が楽になった。
同じくらい足元が当たりがちだったスカッフプレート部分もプロテクションフィルムを貼って対策した。傷防止という意味ではこっちの方がドアトリムガードより効果があったと思う。ただこのフィルムには傷が入るので、傷防止にはなっているけど傷自体は結構目立っている。貼り換えばいいんだろうけど案外それも面倒くさい。
しかしここまで傷をつけないように精一杯努力して、私は一体何を守ろうとしているのだろうか……。現代人は総じて物に傷がつくことを恐れまくっている気がする。液晶画面には保護フィルム必須な感じとか。ゲームボーイの頃には誰もそんなの気にしてなかったよね……。
【追記】この材質が良かったので同じメーカーのラゲッジマットも買った(写真は無い、気が向いたら追加する)。これも車種専用でピッタリサイズ、荷物を積む時に汚れを気にしなくていいのでこれも良い買い物だった。